2025.08.16
ブログ
腰痛を繰り返してしまうのは怠け筋のせいかもしれない
慢性腰痛やぎっくり腰を繰り返してしまうのは日常に原因が潜んでいます。
腰への不安を感じなくて済む毎日を過ごすにはどうしたらいいか考えてみましょう。
目次
・怠け筋の正体は腹横筋
・骨盤を動かせますか？
・骨盤底筋群と横隔膜
・鍛えるならピラティスが最適
・聴和燈の腰痛対応
・内臓の影響(関連痛)
・怠け筋の正体は腹横筋
腹筋といえば憧れのシックスパック腹直筋ですが、収縮すると上体が丸まります。
あまり聞き慣れない腹筋の「腹横筋」は深部にある筋肉です。
腹横筋はコルセットの役割をしていることはもちろん、すべての動きの起点でもあります。
腹直筋、腹斜筋、腹横筋のなかで腰痛持ちの人が鍛えたいのは腹横筋
腹直筋を鍛えた場合、腰痛が悪化することすらあるので要注意です。
・骨盤を動かせますか？
バランスボールに座りながらやるとやりやすいのですが骨盤を前後左右に動かせますか？
ベリーダンスの腰の動きをイメージするとわかりやすいかと思います。
骨盤の動きは、股関節や腹筋群などで動きを出しています。
おなか周りは腰椎以外は筋肉で支えており、中には内臓でいっぱいです。
逆に骨盤はお椀のように骨で囲む形をしています。
不安定なおなかをお椀で受け止めているような形です。
骨で囲まれているからこそ骨盤の動きは体幹の安定には欠かせない動作です。
骨盤の動きが悪いという事はほかで無理やり動かすことになってしまいます。
そんな状態が続いて無理がたたり腰痛の発生です。
・骨盤底筋群と横隔膜
おなかの中の上は横隔膜が、下は骨盤底筋群が支えています。
骨盤底筋群は話題に上がりやすくなっていますが、横隔膜はそうでもないです。
マスク社会が進んでしまった日本は呼吸がうまくできない人が増えてしまいました。
その象徴が横隔膜の劣化です。
横隔膜の不調は
呼吸の質の低下による様々な影響
自律神経の乱れ
内臓の下垂
代謝の低下
様々な影響が出てしまいます。
見えないし感じにくいですが、意外と大問題なんです。
どうしてもマスクを外せない方は意識的に深呼吸を鼻でおこなうことを継続してください。
・鍛えるならピラティスが最適
わかりやすい表面の筋肉とは違い、体幹の筋肉は鍛えられているかどうかわかりにくいです。
その理由は、力を入れている実感が沸かないからです。
横隔膜、腹横筋、骨盤底筋群を鍛えるにはピラティスが最適です。
また、自己流では、できているかどうかの判断が難しいため教わることが必要です。
はやりもあってピラティスを教えてもらえる場所は増えているので是非お試しください。
・聴和燈の腰痛対応
聴和燈では
日常生活や食事からの改善案の提示
過剰に硬くなった部分を緩める
弱っている部分は鍛える
この３点を軸に施術しています。
おおくの腰痛は体幹の安定性と股関節の可動性の確保が重要になります。
炎症反応があった場合はまず安静に休ませてから、上記を重点に施術していくことになります。
しかし、腰痛といっても個人差があるのでその都度慎重に判断していきます。
・内臓の影響（関連痛）
日常生活や食事の改善を提案とありましたが、腰痛には内臓の影響ももちろんあります。
腎臓や肝臓の不調、激痛の胆石、腸の不調による各組織の可動性の悪さによる副次的はものまでいろいろです。
食生活の基本は３大栄養素のバランス。
その次に、ビタミン、ミネラル、食物繊維です。
３大栄養素が不足していては、ビタミンなどの効果があまり発揮されません。
まずはご自身の１日の必要摂取カロリー基準を知るところから始めてみましょう。
・まとめ
重要なのは腹直筋ではなく腹横筋。
骨盤が動かせるように股関節と腹筋群を使えるようになりましょう。
ピラティスを教わりながら腹横筋などを鍛えてみましょう。
内臓由来の腰痛もあるので、日常生活や食事を大切にしましょう。
聴和燈（ちょうわどう）整体＆パーソナルトレーニング
◎住所
〒939-1355
富山県砺波市杉木１丁目１７４番地
◎電話番号
0763-23-6911
◎営業時間
11:00～20:00（１９時最終受付）
◎定休日
水・木曜
◎ご予約
◎SNS
柔道整復師 長田優一
